Soraです。
FXのエントリーの前に戦略的シナリオが描けないとFXという修羅場では勝ち残っていけません。
このシナリオを事前に描いていない場合が初心者の方に多いので、「そろそろ上昇するだろう」「もう下落するだろう」という単なる『だろう』エントリーになるわけです。
これはダメです。
自分が決めたポイントまで待てるか待てないか!
シナリオを描くとそのポイントまで待てます。
シナリオを描けないと、それが待てずにポジポジ病が発生してしまうわけです。
相場のパターンを考え戦略的シナリオを作る
チャートを見て、上昇相場・下落相場・レンジ相場を見るのは皆さんやっているはずです。
それもしないようでは、論外です。
シナリオを立てるというのは、
ここまで上がったら売る。
もし、逆行したら、
ここで、損切りする。
利益が乗ったら、
ここで、利確する。
という一連の流れをエントリーする前に決めておくということです。
これは、リスクを最小限にすることでもあります。
もっと下がる可能性があった(わかっていた)のに、買ってしまった。
だから大負けした。
というリスクを抑えることができます。
順張りであれば、押し目買い戻り売りの手法そのもののシナリオを描くわけです。
逆張りであれば、自分のルールのところでエントリーするわけですから、リスクを考え大きく逆行する前に損切り設定を決めておく。
利確ポイントもはっきり決めておく。
「ここまで下がったら」と決めたら必ずそれに従います。
どうしても人間は「欲」が出ます。
『ここから上昇してしまったらどうしよう。エントリーしなければ、もったいない。』
この感情が邪魔をします。
シナリオを作成したら絶対に従っていきます。
もし、そのシナリオの通り行かず、先ほどの部分から上昇してしまったらどうするか。
ここで、分析です。
どうしてそこから上昇に転じたのか?
ひょっとして何かを見落としていたかもしれません。
昨日の高値安値?
今週の高値安値?
ピボットライン?
指標発表と重なってない?
などいろいろ分析する必要があります。
分析後は、それを今後に活かします。
相場分析・シナリオ作成はこの繰り返しです。
誰でも最初は初心者。
すぐに上手にはいきません。
まあ、相場はどんなプロでも完璧は無いです。
一歩一歩進んでいきましょう。