副業禁止の会社は多いです。
逆に副業を推進する会社も少しですが増えてきています。
でも、日本の社会の場合は副業禁止は根強く残っています。
FXやアフィリエイトなどのいわゆる副業としての利益を会社に知られたくない場合がほとんどだと思います。
もちろんばれない方法はあります!
副業が会社にばれてしまう原因は住民税
FXの利益で得た所得に関わってくる税金は所得税と住民税です。
サラリーマンの給与は、この2種類の税金が会社によって源泉徴収されるので基本的に自ら確定申告を行う必要はありません。
※最初の住宅ローン控除や高額な医療費控除などはサラリーマンでも確定申告が必要です。
FXなどの副業で利益が出た場合は、自ら確定申告を行う必要が出てきます。
その申告のときにある工夫をしておかないと、所属する会社にはばれてしまいます。
会社は、その個人が得た給与所得はわかっています。
その所得に応じた住民税の額も各市町村から書類がきますのでわかります。
住民税も会社側は各市町村にかわって毎月徴収して納めています。
副業の収入が多い場合、その住民税の額が跳ね上がります!
そこから、会社側の担当者は「おかしい!?」と気づくわけです。
通常、毎月1万5千円くらいの住民税が翌年には、3万円となっていれば、誰でも気づきます。
そういったことにならないようにする工夫が確定申告の中にあります!
確定申告の住民税の項目に注意
確定申告書には住民税の納付方法を選ぶ項目があります。
この項目の部分の「自分で納付する」にチェックを入れます。
これだけです!
これで、FXなどの副業で得た利益が会社に知られるのを防ぐことが出来ます。
つまり、会社側には役所からは、通常の給与所得にかかってくる住民税だけしか知らされません。
そのかわりに、副業の利益にかかる住民税の納付関係書類が自宅に送られてきます。
ですので、FXなどの副業にかかる所得税と住民税は自分で別に納めることになります。
私は、両者とも銀行口座からの振替にしています。
誰かに会社側に報告されたらばれる
住民税に関する対策は多くの方はされています。
それでも、ばれてしまうケースがあります。
それが、同僚や部下からの報告・密告・告げ口です。
これが意外に多いようです。
特に酒の席は要注意です。
酔った勢いで儲かった話を自慢げにしてしまうと、特にあなたをよく思わない方から人事に報告されてしまったケースもあるようです。
うらやましいと思った同僚やふだん厳しくしている部下に密告されてしまいます。
黙っているのが一番です。
また、一般的な投資は副業とはみなさない会社もあります。
ですので、一度就業規則などで確認されることをお勧めします。
マイナンバー制度で副業がばれる
マイナンバー制度(個人番号制度)は税金と社会保障の一元管理です。
確定申告のときにマイナンバーも書類に書きます。
ですので、心配される方は非常に多いです。
現状では、マイナンバーも申告時に書いているからと言って会社にFXなどの副業の収入がバレるわけではありません。
マイナンバー制度がはじまって、FX会社や証券会社側も個人番号の確認を義務づけられていますが、マイナンバーの取り扱いは法律で厳重に決まっています。
例えば、会社側がマイナンバーを元に副業をやっているかどうかを調べることはできません。
役所側も、マイナンバーを元にして会社側に副業の有無を知らせることもできません。
ですので、現制度ではマイナンバーによって会社側に副業がばれる恐れは限りなくゼロといえます。
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