会社員は自動的に多くの税金が引かれます。
社会保険料として健康保険、厚生年金保険、介護保険(40歳以上)、雇用保険などが引かれます。
さらにそこから所得税や住民税が天引きされます。
このブログは投資関係ですので、その投資で得た収益については20%が引かれます。
がんばって投資で稼いでも20%が引かれるしくみです。
これは、通常確定申告が必要となります。
(FXの利益が出た時の確定申告の方法はこちら!)
上記のような税金を法律に則って少し節税する方法があります。
タイトルには、脱税!?という言葉を使いましたが、新しい制度を利用し上手に本来取られる(納める)はずの税金を少しのがれる方法をお伝えしようと思います。
上手に節税する方法
確定拠出年金を利用します。
会社の退職金制度として導入されている人もいれば、個人で任意で入っている人もいます。
特にメリットを感じるのが自分の資金を自分で確定拠出年金に入れる場合です。
自分の老後のために余裕資金を入金するだけで、所得税、住民税を節税できます。
そのお金は誰かに預けるわけでもなんでもありません。
自分名義の口座にある状態ですので、将来自分が使えるお金なのに非課税です。
確定拠出年金はその運用で得られた利益についてもすべて非課税となります。
投資は怖いからという人は確定拠出年金の制度の中に、定期預金があります。
ですので、損失を恐れることなく、安全に増やすこともできます。
こちらの利息もなんと非課税です。
年金という名の制度ですので、60歳以降に受け取るしくみです。
この受け取るとき少しだけ税金を引かれる可能性があります。
しかしほとんど無税が多く、税金が必要になったとしても課税額は少しだと言われています。
確定拠出年金を利用できる人
以前の確定拠出年金に自分のお金を入金できる人は
個人型確定拠出年金……自営業者等の国民年金保険料を納めている人、企業年金のない会社員
企業型確定拠出年金……会社の制度で「マッチング拠出」を認めている会社員
でした。
2017年から改正があり、ほとんどの方々が対象となりました。
具体的には、企業年金のある会社員、公務員、専業主婦も確定拠出年金制度を使えます。
個人型確定拠出年金は、絶対にお得な制度です。
確定拠出年金は「自己責任で投資するから難しい」と思っている方も多いようです。
実は確定拠出年金の中には定期預金のような「元本確保型商品」もあります。
これを選択すれば増える額は少ないですが、堅実にお金を増やすこともできます。
投資にチャレンジ!という方は「バランス型などの名前が付いた分散投資する投資信託を選ぶ」ことと、「運用の手数料が0.5、0.6%以下くらいの低コストのものを選ぶ」ことを心がけます。
ぜひこのしくみを有効活用してみてください。