soraです。
スキャルピングの場合、損失が大きいとそれを回収するのに、かなりの連勝が必要になります。
損切り幅を小さくするのも「上手に負ける」テクニックです。
例えば、レンジ相場で運悪くエントリーして逆行した場合、直近の高値安値を抜けて損切りします。
しかし、再び反転する場合もあります。
「損切りしなきゃよかった!」なんて思わないようにします。
その場合は、割り切ってください。
いつまでも、悔やんでいたって仕方ありません。
過ぎたことです。次のトレードに備えます。
1分足特有のダマシに対応
1分足特有のノイズが発生し、単なるダマシの可能性もあります。
そのようなときは、損切りしても、くよくよ考えず、同じ方向でもチャンスが来たらエントリーです。
相場は教科書通りには動いてくれません。1分足ならなおさらです。
1分足でのトレードは、上手に負けることが成功へとつながります。
連敗する場合も出てきます。そんなときは、しばらくお休みするか、その日のトレードを中止するなど、対策が必要です。無理に損失を取り返そうとしないでください。
FXですから、負ける日もあります。
私は2連敗したらその日は取引中止です。
損切りルールの具体例
初心者の方のために機械的な損切りの例を示します。
例1)利確5 損切り10の場合
5・5・5・5・5・-10・-10・-10・5・5・5・-10・5
全部で+5pips(9勝4負)
例2)利確5 損切り5の場合
-5・-5・5・5・5・-5・5・5・5・5・5・-5・5
全部で+25pips(9勝4負)
同じ勝敗でも、損切りを大きくすると、それを補うのに連勝が必要になります。
スキャルピングは、損失する場合でも、いかにそれを少なくするかも大事な要素です。
ですので、躊躇していると損失が膨らむこともありますので、損切りは、「機械的に割り切って潔く」です。
では、つぎの例ではどうでしょう。
上手な損切りルール
例3)利確10 損切り5の場合
-5・-5・10・10・10・-5・-5・-5・-5・10・10・10・-5・
-5・10・-5・-5・-5・10・10・10・-5・-5・-5・-5・10・
10・10・10・-5
全部で+60pips(14勝16負)
スキャルピングの形になってきました。
かなり連敗して負けている印象ですが、結果的に利益が出ています。
これが、1週間の取引とすると、月に240pips取れます。
ロットを上げれば、充分な稼ぎとなります!!!
もちろん実際は、10や5など、ちょうどの数値のトレードにはなりません。
言いたいことは、いかに負けトレードを減らせるか!です。
慣れてくれば、基本的には1分足での直近の高値と安値を確認します。
まず、そこが損切りポイント。
また、私はチャートに引かれる各種ラインのところまで保持(我慢)することも考えます。
もちろん遠く離れたところ、例えば20pipsも30pipsも離れているところは無理です。
直近の安値は抜けそうだがすぐ近くにラインがあれば反発することも想定します。
これも一番最初の上げ相場か下げ相場かの分析が大事です。
また、薄利ばかりでは勝てませんので、上手な利確も必要です。